アメリカの祝日、日本の祝日、どっちが多い?

先日、友人たちと祝日の話になりました。
夏休み時期に有給休暇を使って
2週間弱の一時帰国をしたのですが
アメリカはまとまって休みが取れていいね、
とあちこちで言われ
ふーん、そんなものかな。と思ったものです。

一時帰国時の移動時間や
時差ぼけでフラフラしていることを考えると
それほど長いという感覚もなかったのですが
確かに一度に取れるお休みとしては
長いのかもな~と思いました。

でも、アメリカに住む日本人の友人たちの間では
「祝日」の日数は日本の方が断然長い、
という意見が多く出ていました。
私は大人になってずーっとアメリカ暮らしをしてきたので
日本とアメリカの日数の違いはピンと来ず
この機会に調べてみることにしました。

2023年のカレンダーで見たところ
日本は16日の祝日があるそうです。

1月:元旦、成人の日
2月:建国記念日、天皇誕生日
3月:春分の日
4月:昭和の日
5月:憲法記念日、みどりの日、子供の日
7月:海の日
8月:山の日、(お盆)
9月:敬老の日、秋分の日
10月:スポーツの日
11月:文化の日、勤労感謝の日

祝日が無い月は6月と12月

こう見ると日本の祝日って多いな、と思いました。
一ヵ月に複数の祝日なんて、
アメリカでは無いよな~という印象です。

一方のアメリカの祝日。
1月:New Year’s Day、Martin Luther King Jr. Day
2月:President Day
5月:Memorial Day
6月:Juneteenth(新しい祝日)
7月:Independence Day
9月:Labor Day
10月:Columbus Day
11月:Veteran’s Day、Thanksgiving
12月:Christmas

National Holidayは合計11日でした。
あら、こうやって調べてみると
1月と11月には祝日が2日ありましたね。

ちなみにNational Holidayとは
全米的に祝日とされている日なので
公的機関、会社などが全面的にお休みになる日です。
不思議なことにNationalに認定されていない祝日もあります。
これらの祝日は一般的に
政府関連や銀行などはお休みになるけれど
会社は就業日になるところもあれば、
お休みのところもあるといった
ゆるい感じの祝日です。

ちなみにアメリカの場合。
National Holidayが月曜日に設定されていることが多く
週末と会わせて連休になることが珍しくないのです。

こうして見ると、やはり祝日の日数は日本の方が多いし
ゴールデンウイークなんて公的に大型連休になるので
羨ましいな~なんて思います。
一般的にお盆休みや正月休みもありますよね~。

アメリカも11月の感謝祭、12月のクリスマスは
いわゆるホリデーシーズン。
この頃になると、まとめて休みを取って
里帰りや旅行をする人が続出するので
アメリカ人はホリデーシーズンは働く気ないよね~なんて
冗談ともつかない暗黙の了解があるくらいですが
これ、祝日と有給休暇の合わせ技ですからね。。。
日本とはちょっぴり事情が違うかもしれません。

日本ではお休みになりがちな年末年始も、
アメリカは有給を取ってでもいない限り
普通に働くのです😅
「仕事納め」とか「仕事初め」
なんて感覚は皆無なのです。

ということで、「祝日」や「連休」の多さは
日本という結論でいいかな~という結果でした。
アメリカは休みが多くていいね、というイメージは
そうでもないぞ、ということがわかったので
今度そう言われた時は、
今回のうんちくを披露してみたいと思います。

ということで、どうでしょうか。
アメリカ生活に興味を持たれている方
面白い結果だな、と思っていただけると嬉しいです。

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