Self Storageの活用のコツと注意点

我が家は2年ほどSelf Storage Unitを利用していたことがあります。
Self Storage Unitとはいわゆる貸倉庫。
大きな建物の中に幾つものユニットが入っていて、契約者は営業時間内であればいつでもアクセスができます。
都市部に行けば行くほど居住スペースも小さくなるからなのか、
都心部だと特に色んな場所で見かける気がします。
(もちろん郊外にもありますが。。。)
契約は割と簡単で、オンラインで申し込んでから実際に営業所で借りるスペースに案内してもらうことが一般的かな、と思います。
もちろん、直接営業所で申し込むこともできるはずですが。。。

多くの会社で、最初の月は割引、無料といったプロモーションをしています。
例えば引っ越しをする際に家財の一時的な置き場所として利用するなど、賢く使えば低料金で効果的な利用が可能です。
我が家もStorageを使い始めたきっかけは引っ越しでした。
その時は郊外から都心部への引っ越しのため、それまで住んでいたアパートの半分くらいしかスペースがないんじゃないか、という条件の場所への引っ越し(ちなみに家賃はぐーっとあがりました。。。)
物の多い我が家では、新居には到底入らないよな。。。と思うほどの物量がありました。
とはいえ、引っ越しの日程が迫ってくると処分しながら準備を進めるということは、私にとっては至難の業のため、苦肉の策として選んだ方法が貸倉庫を利用することだったのです。
前のアパートと新しいアパートが高速で30分ほどの距離だったので、
ちょうど中間地点あたりのstorageを借りることにしました。
当初は引っ越してからゆっくりと持ち物の選定と処分をしていくつもりだったのですが。。。
最初の割引キャンペーン期間が過ぎても整理がつかず、結局そのまま、ずるずると次の引っ越しまでの期間ずっと借り続け。。。
気づいたら1年が過ぎ、2年目更新の時にぐっと賃料もあがりつつ、そのまま継続~。
最終的に計算してみたら、まあまあの出費になっていました。
果たして、その賃料を出してまで必要な物たちだったのか。。。と考えると、微妙。。。
あの頃にシンプルに暮らす術を身につけていれば良かったなぁ、と思うのです。

そして、この貸倉庫を借りる時に見落としがちなのが、必須になる保険料。
Storage スペースの賃料の安さを売りにしている会社は多いのですが、
借りる時には必ず保険に加入しなければいけません。
損害保険に当たるのかな?
預けている荷物が盗難にあったとか、水漏れ被害とか、いわゆるダメージがあった際の補償をするものですね。
ストレージって割と安いんだな、と思って契約を考えても、
賃貸料+保険料となると、まあまあな額になってくるんです。
レンタカーと同じ原理ですね💦
契約時に「えぇ⁉、合計したらこんな金額になるの?」と思った私ですが
この保険の大切さも、私は後々身に染みて経験する羽目になりました。。。

そして保険と同様に大切なのは立地です。
住む場所と一緒ですね。。。
アクセスがいいところで、なおかつ安全な場所じゃないとダメです!
というのも、我が家の借りたストレージはそれほど治安のよくない場所だったらしく、窃盗被害にあいましたΣ(・□・;)
ある日、管理会社から電話がかかってきて、
「パトロールしていたら、あなたのスペースのシャッターが半分くらい開いているんだけど、覚えがある?」と言われました。
まあ大変。。。慌てて駆けつけて、警察の同伴のもとで被害確認を行うことに。
その時に警察の方から言われたのが、
「この辺の地域はこういった事件が起こりやすい地域なんだよね。。。」と。
シーズンオフの衣類などを入れていたスーツケースや、
思い出の品、知り合いから譲っていただいた中古のシンセサイザー、クリスマス用のオーナメントなどが無くなっていました(´;ω;`)
盗られたものをリストアップして、保険である程度の金額が戻ってきたものの、時間も手間もストレスもマックス。
何よりも、本当に悔しい思いをしたのが苦い経験です。

以上、私の経験から学んだことは
Storage Unitは計画性を持って利用しないと、余計な出費になりかねないこと。
スペースの賃貸料以外の諸費用がかかることを見落とさないこと、
そして立地を十分に検討すること、といったところでしょうか。
各営業所のカウンターにいる人たちの態度でも、ある程度は想像がつくような気がします。
きっちり対応してくれる場所もあれば、おしゃべりの片手間で案内されるような場所もあります。
サービスカウンターの人と話をして、スペースを案内してもらう際には監視カメラの有無、施設内でのアクセスの良さ(人気が少ない時に誰かに襲われるなんてことも絶対ないとは言い切れないので。。。女性の場合は特に気を付けた方がいいかな、と思います)
などを確認したうえで、契約を考えてみるのも賢いやり方かもしれません。ぜひご一考ください。

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