我が家が家を買ってから約1年が経ちました。
長年、楽ではない家計状況で暮らしてきたので、
まさか自分たちがアメリカでマイホームに暮らす日がくるなんて、夢にも思いませんでした。
それこそ、数年前の家計の大氷河期にはアメリカで生活を続けることも無理だと思っていたので。。。💦
当時には想像もできなかった現在です😉
さて、まず私の思い込みから振り返ってみます。
「南カリフォルニアで家を買うなんて、ごく限られた人にしかできない。」
自分たちが家を買うなんて、考えることすら恥ずかしい(*ノωノ)くらいに考えていました。
だってね、南カリフォルニアは全米でも住居費が高い地域
(それでもNYに比べたらよっぽどいいのだとか。。。💦)
年々家賃も家の相場もうなぎ上り。。。。
それに加え、”家を買う頭金は20%が必要”と一般的に言われています。
我が家は現在、夫婦共働きのサラリーマン夫婦です。
収入の実情としてはLower Middle Classといったところじゃないかな~、と思います。
(現状Medium Middle Classくらいになれていればいいな~と思いつつ。。。)
私たち夫婦はいわゆる現地採用者ですしね。。。💦
それこそ若い頃は収入も今よりもっと低かった中で、
ビザやグリーンカードの費用、医療費、健康保険代、子供の幼稚園代etc.を捻出していたので
かなり苦しい経済状況でした。
色々と経験してアメリカの事情が分かってきた今から考えると、
おそらくLower Income Familyとして色んな手当を申請することもできたんじゃないかな~と思うのですが、
その頃にはそれだけの知識が無かったのが悔やまれますね~。。。😞
頭金の20%を貯めるのは正直かなり難しいです。
なので、まずその第一歩からつまづいた訳です。
ただ、我が家の転機は家計大氷河期を体験したことです😓
もうね、我ながらとんでもない状況でした。
妊娠中に失職し。。。さらにうつ病になり。。。
負債は増えるし、医療費の請求書はどんどん届くしで。。。
食料の買い出しに行くのも恐怖心との闘いでした。。。💦
まあ。。。あの経験があるからこそ今があるので、絶対に避けるべき出来事では無かったんじゃないかな~、と言えるのも
なんとか乗り切れての現在だからなんでしょうが。。。
その頃は食材の買い出しも99cストアーで、4人家族なのに週に$20くらいの予算で生活していましたΣ( ̄□ ̄|||)
まあ、それはさておき。
その頃の私の最大の恐怖が”いつか住める家が無くなるかも”ってことだったんですね。
というのも、私たちの住んでいる地域は基本的に毎年家賃が上がっているから。
その頃、比較的家賃が低めに設定されているアパートに住んでいたのですが、
それでも我が家の収入の大部分を占める額で、さらに家賃は年々上昇していくわけです。
住人の家賃の値上がり率以上に、アパート家賃の相場は爆上がりしていて。。。
もしかして、いつかまたアパートを追い出されることがあったら、
それこそ自分たちの支払える範囲内のアパートなんて見るからないかもしれない。。。😫
そんな心配に突き動かされて、それまで考えたこともないアイデアが浮かんだのです。
”そうだ、不動産屋さんに会いに行ってみよう!”
ちなみに、アパートを追い出された話はこちら↓
実は賃貸物件によくある。。。追い出される話
不動産屋さんに会いに行こうと思ったのは、自分たちの現状が知りたかったから。
これからずっと賃貸生活をするのか、家を買う選択肢が自分たちにあるのかを知りたかったんですね。
自分の立ち位置がわかれば対策も立てられるし、
なによりこれからの生活への心構えが変わってくる。
幸い、知人に不動産のエージェントさんがいたので、その方にお話を聞きに行くことにしました。
私の心境としてはずばり、
「家を買うことが夢物語だとわかれば、賃貸でもこれからずっと生活していけるような作戦を練ろう」でした。
でも、お話を聞いてみると。。。。
条件は厳しいけれど、買えないわけではない。。。と言うことがわかりましたΣ(・ω・ノ)ノ!
さらには頭金20%なくても買う方法はありますよ~、と。。。
第一の躓きも簡単にクリアしてしまったのです。
。。。。。。え???
家を買うということは、アメリカでは資産の構築の手段でもあります。
特に家の価格がぐんぐん上がっている南カリフォルニアでは、
特にそのメリットが大きいのです。
しかも家賃は年々上がっていく一方、ローンを組んで家を買った場合の月々の支払いは一定。
今はマイホームの支払い額の方が多いとしても、長い目で見るとアパートを借りる家賃の方が高くなってしまう可能性はとても高いのです。
そして家は最終的には資産として残ることになる。。。
いやいや、そうは言ってもやっぱりマイホームを買うなんて、とてもハードルが高い😫。
と思っていた私たちですが、これは不動産屋さんに感謝!
尻込みしている私たちを実際にオープンハウスに連れ出してくれたのです。
オープンハウスとは、実際に売りに出している家を一般公開をしてお客さんに見せてくれることですね。
(。。。。すみません、日本語の単語を度忘れしてしまいました💦)
ちなみに私たちが家探しをしたのはコロナの時期だったので、
全てのオープンハウスはアポイント制でしたが、通常は誰でも立ち寄れるようなスタイルのようです。
こうして何軒か物件を見て回るうちに何となく現実感が出てきて、
ローンオフィサーの方にも話を聞いて、本気でマイホーム購入を考えることになったのです。
ありがたいことに、私たちは自分たちの予算の範囲で気に入る家をみつけることができました😃。
まあ、もっと大きな予算があるのであれば、色々とマイホームへの夢や希望も詰め込んだんでしょうが。。。
予算は現実です(*-ω-)!
ここは手堅くいかないと、素敵なお家に住むことで首が回らなくなっても本末転倒なのでね。
それでも、実際に売買の書類にサインをしてローンを組む段階で
「本当に大丈夫かな。。。払えるかな。。。」と眠れないほど緊張したのは。。。
まあ仕方がない。なんたって小心者ですから😓
でも、なんとか一年ローンも払ってきたわけだしね。
何かの本に書いてありました。
最初の一年を乗り切ることが大事、と。
最初の一年はパスタばっかり食べるような気合で行けば、
乗り切れるでしょうって書いてあったな~( ´艸`)
ということで、自分たちが全く予想もしていなかったマイホーム。
意外と現実的かもしれませんよ~。
はじめっから諦めている人、ひとまず不動産屋さんに相談に行ってみてくださいね~。
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