子供の英語環境デビューの話

学校が始まって早1ヵ月ほど経ちました。
我が家の娘も遂に
今年から英語環境デビューとなりました。

あれ?アメリカ生まれアメリカ育ち
って話じゃなかったっけ?と思われた方。
間違いではないです。

我が家の娘は正真正銘、生まれも育ちもアメリカ。
ですが、鍵となるのは。。。
我が家が居住しているのは南カリフォルニア。
もっと言えばロサンゼルス。

きっと全米の中でも断トツに
日本人が住みやすい場所なのです。
言葉を変えると「甘やかされている」かもしれません。
大抵のサービス業で日本語対応のところを
見つけることができちゃう地域です。

そして日本人家庭の我が家。
一度家に帰ってしまえば、完全に日本語環境なのです。
家の中の会話も日本語だし
テレビをつけても観るのはほとんど日本語。
最近は動画でもNetflixでも
日本語で視聴することができてしまいますからね~。

まあ、子供たちの教育については
バイリンガルに育ってほしい、という願いもあり
あえて日本語の幼稚園に通わせた
という経緯もあるのですが。

そして、そんな日本語漬けの子供達
一番の難所は、英語生活の始まりだと思います。
それまで日本語で不自由なく
コミュニケーションを取れていたところ
突然、言葉が通じない環境に
放りこまれるんですからね。。。

相手が何を言っているかもわからない
自分がどう言えばいいのかもわからない。
そんな環境下で奮闘している子供達
我が子ながら
大変だよな~、頑張ってるよね~
と思わずにはいられません。

今でこそ完全バイリンガルの息子も
”あの時期は本当に辛かった”
と振り返るほど。

ただね、多言語環境にあって
何度も耳にした説があるんです。
「第一言語がしっかりしている子ほど
他言語もしっかり伸びる」

以前、色んな子供たちと接する機会が多い
仕事に就いていたのですが
これはね、本当なんじゃないかと思うんです。

たくさんの子供たちを見てきた経験から
そう信じる根拠は色々あるのですが
その筆頭は我が家の息子。
現在では完全なバイリンガルなのですが
英語環境に入る前までに
かなりしっかりと日本語を習得していました。

そして他言語をネイティブレベルで操る私の友人。
彼女も子供の頃に身に付けた第一言語が基礎にあって
他の言語もどんどん習得していったようです。

第一言語をしっかりと習得することで
感覚的に言語の習得方法を身に付けて
他の言語にも応用しているのかもしれませんね。

そんなことを言うと
しっかり母国語を習得してから
英語生活を始めた私のポンコツぶりはなんだ?
と言われそうですが。。。

言語習得の方法を掴んだ子が
成長過程のまだ柔軟な時期に
他言語に向かうのと、
学問としてすでに基礎知識をつけて
若干頭でっかちになっている大人では
事情も違うのかな~、なんて自分を慰めてみたり。。。

そんなこんなで新しい言語に向かい始めた我が子。
これからの成長が楽しみです♪

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