我が家の夫婦のユニークな取り決め:飼い猫の親権について

今日のテーマはタイトルにもある、我が家の夫婦のユニークな取り決めです。
長年一緒に過ごしている私たち夫婦。
今でこそ2人の子供のいる家庭ですが、子供たちよりも先に私たちの家族になった2匹の猫がいます。
先住猫は3年ほど前に推定18歳で他界、もう一匹の方も現在18歳のおじいちゃんです。
そして、我が家の変わった取り決めはズバリ、猫の親権が決まっていること。

我が家の旦那様は犬派。
先住猫が現れるまで、猫とは無縁の人でした。
そして、縁あって我が家の仲間入りをした先住猫は、”犬っぽい性格の猫”。
当初は自由に外にお出かけしていた彼は、飼い主の車の音を聞きつけると帰宅する、もしくは玄関でお出迎えする。
人間の食べ物には手を出さない、旦那様に怒られると反省する、呼ばれると返事をする、辛い時期にはそばで心配してくれる
などなど、実に賢い猫でした。(親バカです。。。💦)
そしてボス猫の風格が漂っていて、太っていた訳でもないのに全盛期の体重は9キロほどという巨体。
でもやはり猫。
構ってほしい時と、一人になりたい時の意思はきっぱりと明確でした。
一緒に暮らす間に、”猫は賢いんだな~”と誤ったイメージを旦那様に植え付けた彼の功績のおかげで(;^ω^)
我が家には現在の猫を迎えることになるんですね。

ただ。。。この後から来た現在の猫。
この子はまさに”猫”。
愛嬌たっぷりで、ちょっぴりおバカさん。
ソファーで爪も研ぐし、テーブルの上のごはんも隙あれば食べたいと狙っています。
シャンプーの時も、必ず察しの良い先住猫が先だったのですが
ずぶ濡れの先住猫とすれ違っても、気づかない。
抱えあげられてバスルームに連行され、バスタブに置かれて初めて自分の状況を理解する、というオトボケぶりなのです。

そんな2匹と暮らしていくうちに、暗黙の了解的に決まっていった、もしもの話。
”もし私たちが別れることになったら、誰がどちらを引き取るのか”
真剣に話合って決めたわけではなく、軽口の延長でしたが
先住猫は旦那様、若い方の猫は私が引き取ること、に話がまとまりました。
子供たちの親権は全く決まっていないのに、猫の親権が決まっている我が家って。。。💦
でも、ペットを飼うにあたっては、とても大事な事柄だと思うんですよね。
それこそ、飼い主の離婚で手放されてしまうペットは多い、と聞いたことがあります。
人間の子供だったら、おそらく親権争いをしても引き取りたい親が多いんでしょうが、
ペットだとその責任感は一気に軽くなるんでしょうね(´;ω;`)。
我が家の信念は、”ペットを家族と迎えるからには、最期まで責任を持つ”。
たとえ飼い主が離婚しようが、絶対に猫たちを路頭に迷わせることはしない、と覚悟を決めています。

幸い、私たち夫婦はお別れすることなく一緒に先住猫を看取ることができました😃。
そして、おそらく現在のおじいちゃん猫も、
私たちのもとで寿命を全うしてもらえるのではないのかな~、と思います(;^ω^)
猫たちを迎え入れた時、お金はなくても愛情だけはたっぷりと、と思った私ですが、
実際には愛情をかけてもらっているのは、こちらの方かもしれませんね~。

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