幼児に見る言語体得のカラクリ

現在の私。
幼児の子育て真っ最中です。
一人では何もできない状態から、できることが増えてきて人格形成されていく様を、
驚きと共に見守っております😉。
まあ、娘の幼児期を楽しみながら過ごせているのは、
過去通り過ぎてきた息子の幼児期があったから。
一人目の時は、とにかくすべてがわからないことだらけで、
気持ちの余裕もなくただ必死だったな~と思うんですが。。。
二人目の子育ては大らかになるっていうのは真実ですね( ´艸`)
しかも我が家の場合は年の差兄妹なので、だいぶ昔に通り過ぎてきた時代をもう一度なワケです。
ある意味、もはや孫。。。のような。。。💦
年の近い幼い子供たちを同時に育てているお宅は、ホントに必死だろうな。。。と思うんですが
我が家は息子も子育て要員に巻き込んで(;^ω^)、2回目のゆるーい子育てをしています。
とは言え、思春期男子がこの後どう変化していくのか、
それで私たちの状況も大きく変わっていくかもですね~。

さてさて、そんな幼児の成長ぶりですが。。。
我が家の娘は歌が大好き。
気づけば何か歌ってるし、下手したらミュージカル顔負けに自分の感情を歌に乗せて表現しております💦
幼児のくせに替え歌もお手のものです( ´艸`)
そんな彼女の得意分野は童謡😄。
歌詞を覚えて楽しそうに歌うのですが、幼児ですからね(←しつこい。。。💦)
言葉の意味もわからずに歌っているんだろうな~と思うことが少なくありません。
いや、それらしく歌っているんですよ( ´艸`)。
でも耳から聞き覚えたように歌っているので、たまに単語になっていなかったり、
発音がビミョーだったりするんですね。
でも、本人は意味を考えながら歌っているわけでもないので
(もちろん、歌詞全体の意味を理解していることもありますが。。)
発音がビミョーだろうが意味が通ってなかろうが、疑問もなく楽しそうに歌っているんですね。
これって言語を習得していく上でとても重要な姿勢なんじゃないだろうか。。。と思うんです。

言語はコミュニケーションの手段。
大人になっていくと、とにかく頭でっかちになってしまうんでしょうね。
音に親しむよりも前に、まず意味を考えたり、スペルや文章構成を考えたりと分析しがちなんじゃないでしょうか。
それこそ、日本人に多い”間違えたらどうしよう”とか”ちゃんと習得してから実践しよう”といった思考に傾きがちじゃないかな、と思うんです。
でもコミュニケーション力を発達させている段階の子供の場合、習うより慣れろ。
周囲の人間に自分の気持ちを伝えるためには、間違っていても、伝わらなくても、
たまには癇癪を起しながらも伝える努力をする。
そうして周りの助けを得ながら少しずつ言語力、コミュニケーション力を体得していきます。
私なんかは、子供の言い間違えや舌足らずを微笑ましく思うあまり、
修正すらしない。。。とこれまたちょっと困った親ですが。。。💦
言い間違えを正してもらったり、言葉の意味を教えてもらったりしながら
子供たちは自分の語彙を増やし、文章の組み立てを覚えながら、
気づいたら言葉を自由に操れるようになっていきますよね。
子供の言語の吸収は早い。
子供たちは色んな物事、スキルを取り込むキャパシティーが大きいこと、
それはもちろんの大前提ではあるのですが、言語に対してとても自然体で触れていること。
ただ体得することを喜んでいる、その姿勢も大きいと思うのです。
我が家の幼児の姿を見ながら、新しい能力を身に着ける過程って楽しいものなんだな~と思わずにはいられません。
この年齢になると、新しい学習は苦行になってしまうことが少なくないので(;^ω^)

ちなみに。。。
英語圏で生活して20数年の私 vs. この世に生を受けて10数年の息子
どちらの英語力が長けているか。。。これはもちろん一目瞭然で息子に軍配が上がります😓
息子は完全なるバイリンガルに育っているので。。。日本語力も年齢相当には十分ありますしね~。。。
オチをつけるとすれば。。。
言語能力はあるんですが、それを発揮するコミュニケーション力が弱いってところですかね。
コミュ障の母の息子は。。。これまたコミュ障に育ちつつあります(;^ω^)
そこはね。。。性格もあるので。。。😓

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