アメリカで子育てをしている日本人の親にとって、
子供の学校の選択や手続きは大きなハードルの一つなのではないでしょうか。
私自身、子供が学年齢に近づいた時期は色々と周囲の人の話を聞いたり、インターネットで調べたりしていました。
なんせ、学校の仕組みからよくわからない状態でのスタートなので
情報を集めるのに一苦労、
書類を読んだり確認したりするのがまたひと手間、
そして実際に学校を選択して書類の提出、
といくつものハードルがあったな、と思います。
実際、上の子供の時に一通り通り過ぎてきた道のはずなのに、
私たちに関係のなかったTransitional Kinderについては、最近しっかりと調べるまでさっぱり理解していなかった項目でした💦
(TKに関しては別の記事に書いているので、興味があればそちらも読んでみてください→Transitional Kindergartenの仕組みについて)
ちなみに、日本の教育システムはしっかりとしたカリキュラムに基づいた授業を行っていくので、義務教育期間は特に学校によるレベルの差なんていう問題はそうそう上がらないと思います。
が、アメリカはそうはいかないのです。。。💦
学校、さらには先生によってかなり授業のレベルの差が出てくる、というのが現実です。
そんな理由もあり、親たちには学校選びもかなり慎重に行わなければいけない、という重責がのしかかってきます。
やはり一番信頼できるのは、実際に通っている人の意見ですが、
それと並行して学校の評判やランクを調べるというのも有効です。
私は学校を調べるのにGreat Schools.orgのウェブサイトをよく利用していました。
このウェブサイトではそれぞれの学校が10段階評価でスコア化されていて、
とても分かりやすいです。
学校の規模や、学力レベル、人種の割合など、かなり詳細まで情報が提供されています。
そして実際に学校で行われているSchool Tourに参加するのもかなり有効。
実際のキャンパスを歩いてみて、先生たちから話を聞くことができる絶好の機会です。
そして実は、転校するということもそれほど難しくはないことなのです。
一度入ってみた学校が合わないな、と思ったり、もっと違うオプションを追求したいという場合は、割と簡単に学校を移動することが可能です。
もちろん、一通りの手続きをしないといけないという面倒はもちろんありますが💦
我が家の場合は、息子が小学生の間に3回転校しましたΣ(・ω・ノ)ノ!
途中で引っ越しをしたので転校せざるを得なかった場面もあったのですが、
いわゆるNeighborhood School(居住地に基づいた地域の学校)にも通い、Magnet Schoolと呼ばれる広範囲から生徒が集まってくる学校にも通いました。(Magnet Schoolの仕組みや応募方法などはまた別の機会にお話ししたいと思います。)
そんな中で、やはり学校によってレベルの差がかなりあることを実感したわけです。
Magnet Schoolに通っていた息子が、
引っ越しを機にNeighborhood Schoolに転校した時のことですが。。。
担任の先生との面談の際に、転校を勧められたことがあります。
通っていた学校は低所得~中所得者層の子供が多い学校で、移民の子供も多かったようでした(といっても、私たちも移民なんですが💦)
なので、親たちもそれほど教育熱心な部類ではなく、全体的に学力も高くないということ。
対してMagnet Schoolは入学するためには自分たちで学校を調べて申し込むステップがあるため、そこそこ教育に関心のある家の子供が集まりやすく
学力も高めになりやすいという背景があるようです。
息子の場合は残念なことに、引っ越した際にMagnet Schoolのプログラムからはじかれてしまい、そのまま転居先のMagnet Schoolへの転校が認められなかった、という背景がありました。
そのため、近所の学校に転校することになったのです。。。
が、担任の先生によると、やはりそれまでの学校との学力の差は明白。
息子にとっては授業が簡単すぎる、とのことでした。
結局、先生のアドバイス通り、次の年にMagnetプログラムに再応募し、転校しなおすことになったのです💦
そんな感じの我が家の学校選びでした。
参考になれば嬉しいです~
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