国際結婚と言語の壁

先日、日本人の同僚がアメリカ人の旦那さんと一緒に我が家に遊びに来てくれました。
旦那さんはもともと日本語に興味があり、学生時代は日本語の授業を取ったりしたような親日家。
私たちが日本語で話をしていても、何となく内容がわかるようです。
一方同僚はと言えば、英語での会話に全く問題ありません。
そんな同僚宅での夫婦の会話は日本語と英語のミックスなのだとか。
確かに二人の会話を聞いていても、日本語だったり英語だったり。
ただ、日本語環境たっぷり、なおかつ英語の通じる我が家に来たせいか、
旦那様の口からところどころ日本語の単語は出てくるものの、
日本語で話かけてくることはほとんど無かったです😅
ネイティブの中にいるとその言語を使うことに気後れする気持ち、よくわかります。
周りの会話は理解できていても、聞き役に徹してしまう気持ちもよくわかりますよ~💦

とはいえ、私はコミュニケーション能力に自信がない人間なので(何度も言っていますね。。。)
こちらからどんどん話かけて会話を広げていく度量もスキルも、あまり持ち合わせておらず。。。
ほぼ初対面の私と友人の旦那さん。
割とお互いに探り合いながら、あたりさわりのない会話を展開しておりました💦💦💦
同僚夫婦の年齢はちょうど私と息子の間くらい。
そりゃあ、だいぶ年上の奥さんの同僚なんて、何を話せばいいのやら。。。ですよね😅
正直、私たちの会話はあちこち迷走していた自信がありますね。
途中、息子が参戦してからは男性二人で色々と会話がはずんでいたので、ほっと一安心。
いやいや、息子が英語をがっつり喋っているのを久々に見ましたが
すごいですね。
アメリカ育ちは伊達じゃない( ´艸`)
めっちゃ流暢な英語を話していて、母はうらやまし~と思って見ておりました。
バイリンガルあっぱれです😉

さて、実は英語圏での生活の方が長い私ですが、
若いころから、結婚相手は日本人、と決意をしていました。
というのも、自分のコミュニケーション能力を嫌というほど知っているから。
日本語でも会話下手。
会話のテンポが遅すぎて、口喧嘩すらできません😅
なので、英語だと言いたいことを言えないまま、
毎日フラストレーションが溜まっていく自信がありました。
身近な人とのコミュニケーションは、日常生活の中でも鍵だと思います。
一番身近な人に、自分の感じていることを十分に伝えられる力って私にとってはとても重要。
長年一緒に暮らしている日本人の旦那様相手ですら、
未だになかなかぴったりの表現を見つけて伝えることが難しいです。。。
そんなわけで、自分の性格を考えてみて、家に帰ってもずーっと英語で暮らしていくのは無理だな。。。と思ってしまったのです。
毎日英語オンリーの中で生活していれば、英語脳になってちゃんと英語力もつくとは思うんです。
でもそこまでの気力が無かったですね💦
10ヵ月のホームステイ経験を振り返っても、
やっぱり私にとって日本語から完全に離れた生活はかなり苦痛です。
外では英語でも、自分のリラックスタイムは日本語がいいのです。。。
一応、過去には英語を話すボーイフレンドなんて存在もいたんですけどね~。。。
お付き合いをしてみて、やっぱり私に英語のパートナーは無理だ、と確信してしまいました💦💦
なんでずーっとアメリカで生活しているのかは。。。我ながら謎ですね。

アメリカで暮らしていると、当然、国際結婚のカップルにもよく出会いますが、
単純に尊敬してしまう私です。
だってそこには努力があるじゃないですか。
お互いにお互いの言語を練習するカップルもいれば、主にどちらか一方が相手の言語を習得するケースもありますが、
どっちにしても、相手に伝える努力、相手を理解しようとする相互努力がそこにはあります。
言語の壁を乗り越えて、一緒に幸せに暮らしてるって、すごいことですよね。
楽しそうな同僚夫婦を見て、改めて国際結婚の偉大さを感じた一日でした。

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