アメリカで子供の教育費を準備する:529プランとは

お金の話

カリフォルニアは全米でも物価が高い地域だと思います。
長年住んでいて、色んなことで物価の高さを実感するのですが
教育費もその一つ。
子供の大学費用なんて考えると頭が痛いですね~。。。😨
私自身、留学生としてアメリカに来て他州で公立の学校に通ったのですが、
当時でも、州外からの生徒の授業料の高さにびっくりしていたものです。
その頃から比べると大学費用もさらに上がっているようで、
カリフォルニアの大学費用なんて聞くと目が回りそう。。。😭

ひとまずの学費貯蓄としては上の子が小さい時に、知人に勧められた529プランを細々と続けています。
新型コロナの影響のせいなのか、去年は例年より伸び率が良かったようです😃。
この529プラン、言われるままによくわからず始めて早数年、
今回改めて理解を深めるためにも、少し調べてみました。

まず529プランとは何なのか。
州によって運営される教育費の積み立て信託のようです。
積み立てたお金は、米国内の短大や大学に進学した時の諸費用(授業料、住居費、教材費などなど)の支払いに使うことができます。
多くの州で運営されていて、運営の方針はそれぞれの州によって異なるようです。
が、参加者は必ずしもその州の住人でなくてもいいとのこと。
例えばカリフォルニアの住人でも他州の529プランで積み立てることができるのです。

529プランを使う大きな利点は、節税ができることと管理が簡単なこと。
積み立てたお金は州の管理で投資が行われるので
(多くの場合はMutual Fundでの投資らしいです)、
銀行でコツコツと積み立てるよりも大きな伸びが期待できます。
そして、私の理解が間違っていなければ。。。💦
増えたお金に対するIncome Taxが免除されるようです。
子供の名前で開設されたアカウントには(口座所有者は口座を作った大人ですが。。。)、
両親はもちろん祖父母や親戚、友人なども入金することができます。
そのため、例えば祖父母が孫の教育費にまとまった額を出資するような場合も、
529プランに入金することで贈与税対象外になる特典もあるようです。
ちなみに口座は個々の子供に対して作られるので、
我が家も2人の子供それぞれにアカウントがあります。

そして管理の簡単さについて。
もちろん口座を開設する時にプランを選ぶ必要はありますが、
子供の年齢に合わせたリスク管理のもとで自動運用をしてくれるので、
基本的には放っておいても大丈夫です。
もちろん、たまにプランの見直しをしてもいいかなとは思いますが。。。

カリフォルニアの529プランの詳細はこちら
(他州は529プランで調べてみてください)

ScholarShare 529

ちなみに、もし教育費以外の目的でお金を引き出す場合は、
10%ほどのペナルティーが科されるそうなので、要注意です。
そして、今回のリサーチで一番驚いたことは。。。
口座は他の家族に移行することができる、ということ。
しかも近親者でなくてもOK、同じ世代でなくてもOKというのは驚きです。
つまり移行する相手は、義理の家族(例えばStep brotherとか)でも、遠縁でも、子供や孫とかでも良いんだそうです。
自分が使わなかった場合や、余ってしまった場合は、
この移行システムで自分の家族に使ってもらうことができるのです。

以上、いかがでしょうか~。
私のように、子供の教育費はどこから始めればいいんだろう~。。。
と思っている人、ここから始めてみてはどうでしょうか。

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